寒霞渓と湯船の水(20230211)

景の記

2023.02.11

本日は、小豆島です。小豆島は生涯初めての訪問となります。ぼくの思っていた以上に大きな島でした。
新岡山港からフェリーで小豆島に向かいました。


小豆島での移動どうしようかと考えた末、島でレンタバイクしました。
本日のお供は彼です。

寒霞渓

寒霞渓は、約1300万年前の火山活動によってできた安山岩あんざんがん層や火山かざん角礫岩かくれきがん層などの岩塊が長い年月の地殻変動や風化と侵食によって多種多様の奇岩と崖地が絶景を創りあげた。
この特異な地形からなる渓谷は日本三大渓谷美のひとつとして賞され小豆島が世界に誇る景勝地となっている。
奇岩の渓谷美として知られる寒霞渓は日本書紀にも記述がある景勝地で、元々は鉤懸山かぎかけやま、神懸山かみかけやまなどと呼ばれていたが明治11年(1878年)に儒学者の藤澤ふじさわ南岳なんがくにより寒霞渓と命名された。
その後、多くの地元の方々の尽力により景勝が守り継がれていくなかで、その高い観賞上の価値が認められ大正12年(1923年)に国の名勝に指定、昭和9年(1934年)に日本で最初の国立公園(瀬戸内海国立公園)の代表的な景勝地として指定された。
とありました。確かに奇岩が多く美しい山です。ここには、ロープウェイもあるのですがぼくはロープウェイを使わず下のロープウェイ駅から表登山道を通り12景を眺めて登り裏8景を見つつ下山してきました。
表登山道には、山頂側より
四望頂ー女羅壁ー烏帽子岩ー荷葉岳ー層雲壇ー画帖石ー玉旬峰ー蟾蜍岩ー老杉洞ー錦屏風ー紅雲亭ー通天窓
だそうです。写真と結びつきますでしょうか。








山頂というかロープウェイ駅広場です。

裏登山道には、山頂側より
鹿岩ー松茸岩ー幟岳ー石門ー石門洞ー大亀岩ー二見岩ー螺貝岩
です。






以上、寒霞渓でした。往復で2時間を少し超えたくらい歩きました。また、裏登山道はロープウェイ駅よりだいぶ離れた場所に出てしまうため駅に向かうのがちょっと面倒です。でもいい景色と良いお散歩できました。

湯船の水

湯船の水へ向かっていたらすっかり春の景色が目に飛び込んできてびっくり思わずバイクを止めて、写真を撮らせていただきした。立春も過ぎ春ですね。

湯船の水(ゆぶねのみず)は、瀬戸内海国立公園の指定区域である小豆島(香川県小豆郡小豆島町中山)に湧水する泉で、1985年(昭和60年)名水百選のひとつに選定された。また、下流は1999年(平成11年)に千枚田(池田町)として日本の棚田百選に選定されている。そうです。






二四の瞳

今回は、せっかく小豆島にきましたので観光地にも足を運ばせていただきました。ぼくが小豆島で知っていることは二十四の瞳くらいであったのでロケ地に行ってきました。


作者の壺井栄さんがこちらのご出身であったのですね。


写真で見ると良い天気ですっかり春かとだまされそうですがバイクで走っていると意外と寒かったです。
でも、春の足音はしっかりと聞こえてきている気がします。
小豆島観光でした。

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