二荒山神社と日光東照宮(20240323)

社の記

2024.03.23

今週は、栃木の旅です。天気は下り坂で午後には雨が降るとの予報だったので午前中の雨が降り出す前に出かけようと計画したのですが時間は計画通り、でも天気は雨ではなくて雪!!!それも結構な勢いで降っているしそんな天候にもかかわらず外国人観光客から日本人観光客まで日光は大混雑。入場制限までかかる状態での訪問となりました。また訪問したのは表題に漢字で二荒山神社と書きましたが実は2か所あり東照宮となりにある日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)と宇都宮の街中にある二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)の両方へ行ってきました。それぞれは全然別物だそうです。

日光二荒山神社(にっこうふたらさんじんじゃ)

日光二荒山神社は、親子3神を祀っています
父:大己貴命(おおなむちのみこと)
母:田心姫命(たごりひめのみこと)
子:味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)
霊峰二荒山(ふたらさん・男体山)⇒標高2,486㍍を神の鎮まり給う御山として尊崇したことから、御山を御神体山と仰ぐ神社で、日光の氏神様でもあるとのことです。
境内は、日光国立公園の中枢をなす、日光連山をはじめとて、御神域は、3,400㌶におよぶ広大な境内地です。
華厳の滝や下りのいろは坂、重要文化財の神橋など日光市内に3社鎮座しています。
男体山山頂⇒ 奥宮
中禅寺湖畔⇒ 中宮祠
山内(市内)⇒ 御本社
と二荒山神社のホームページにあり、有名な東照宮入り口の神橋も東照宮ではなくこの神社のものでした。

二荒山神社についた時にはもうすでにすごい雪が降っていてびっくりです。


大猷院(たいゆういん)

予定はしていなかったのですが東照宮とは反対の隣にあったので寄ってきました。
大猷院とは徳川三代将軍「家光公」の廟所(びょうしょ)(廟所=墓所)で、世界遺産にある境内では、登録された22件の国宝・重要文化財が建ており、315基の灯籠(とうろう)も印象的です。
祖父である「家康公」(東照宮)を凌いではならないという遺言により、金と黒を使用し重厚で落ち着いた造りになっているとのことです。




日光東照宮

先日本家本元の東照宮訪問したので今回は神社百選にも選ばれている日光東照宮訪問しました。
今回の主目的は、今まで東照宮までは来たことがありましたがお隣の二荒山神社には来たことがなかったので東照宮よりも二荒山神社が目当てでした。それで朝の一番二荒山神社や家光公の墓所など訪問したのですが順番を間違えました。東照宮に行った時には入場券を購入するのに4列で20mほどの列ができており入場してからも前の人に続いて歩くのみのすごい人、人、人でした。朝一番で東照宮を見てしまうべきでした。
「見ざる言わざる聞かざる」




平和の象徴「眠り猫」

家康公の墓所。久能山は、墓所は久能山。と言っていたが改葬された?本当は?


二荒山神社(ふたあらやまじんじゃ)

最後は、宇都宮の街中にある二荒山神社です。
こちらのご祭神は、豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)です。歴史は日光二荒山神社が767年に対し宇都宮二荒山神社は353年と大変古いです。神様も異なり歴史も異なる両神社ですが地元の人も、昔の人も随分と勘違いもあったようです。





宇都宮の街中にあるとても落ち着いた神社です。
朝の雪もあり、あまりの日光の混雑もあり予定していた名水は訪問取りやめてしまいました。まだ栃木は中禅寺湖や男体山などいくつも名所ありますので訪問させていただきます。では、また。

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