秋吉台(20230624)

景の記

2023.06.24

秋吉台行ってきました。山口県は通過はしてましたが名勝の訪問など初めてです。先週、先々週と広島の帝釈峡、岡山の満奇洞と鍾乳洞繋がりで今週は秋吉台です。秋吉台は日本屈指のカルスト台地で面積は4,502haだそうです。3億5千年前に海で珊瑚礁として誕生それから長い年月をかけ現在のカルスト台地を形成したそうです。今回の旅では、秋芳洞から秋吉台展望台そして大正洞仁行き、最後に景清洞と秋吉台の鍾乳洞3つを回ってきました。

秋芳洞

朝一番にお邪魔しました。数人の方が訪問されていましたがメインストリートはご覧の通りでした。

50年ほど前にぼくは来たことがあるはずですが微かに覚えている記憶はもっと狭かった鍾乳洞内の道を歩いた気がするのですがとても内部は広々していて記憶がどこか違っているのかもしれません。
入口もこんな感じで内部の通路も整備されていてとても歩きやすいです。



中は、やはり携帯カメラでは撮影は難しく奇跡的にうまく撮れた写真だけ載せておきます。



やはり、日本を代表する鍾乳洞ですね。高低差は40mほどだそうですがコースは1kmほど小一時間かけて見学しました。帰る頃には入口ゲートも数十人おられました。

秋吉台

展望台から見渡せばそこら中に石灰岩です。

こちらは、カルストロード途中の一枚。

展望台にはレンタサイクルなどもあり結構な人おられました。少しずつではありますが観光に人も戻りつつあるようです。

大正洞

続けてきたのが大正洞。大正洞は、大正時代に見つかったので大正洞というそうです。大正洞は、秋芳洞ほど大きくなく上に行ったり下がったりと3次元的な鍾乳洞です。案内のラジオ(その場所に行くとその場所の説明してくれる機器)とライトを貸してくれます。大正洞は、入るときぼくの他に1人で最後までその方しかいませんでした。2人きりの貸し切り状態でした。大きさがパンプレットに無くよくわかりませんが時間にして40分程度ですから全工程で1km内くらいですかね。


広いところもありますが人が一人通るのがやっとという感じです。ただ、大正洞は、往復するのでなく一方向通行で回ってくるコースなので問題は無いです。


こんな感じで広い場所もあります。

景清洞

最後に、景清洞(景清穴)です。景清洞は、壇ノ浦の戦いで敗れた平家の武将・大庭景清が潜んでいたと伝えられる洞窟です。景清洞は、横に広く上下も少ない洞窟です。700mほどの照明付き観光コースがありその先には照明のない探検コースがあります。ぼくは観光コースまでとしました。ここは、広い洞窟で入り組んでないので行って戻ってくる往復コースです。秋芳洞で数十人、大正洞で2人でしたが、ついに景清洞では往復してくる間誰とも会いませんでした。ぼく一人の貸し切り状態です。ここまで来ると折り返し地点近くではあちらの世界に行ってしまったのでないか、と錯覚するような状態です。村上春樹の最新刊の長編小説読んでいるせいでしょうか。




以上、秋吉台と秋吉の3つの鍾乳洞でした。

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